気づけば不動産業界の人

成り行きで不動産を仕事にして早20年。賃貸管理、収益物件の売買仲介、自分の物件で民泊運営など、気が小さいのにいろいろ経験しています。

【民泊の光と影】インバウンド戻ってきたけれど

民泊の管理会社と定例のミーティング。

アジェンダは次の通り。

①インバウンドが戻ってきたこと(稼働率アップ)

②直前の予約が多いこと

③清掃が追い付かないこと

④ブッキングからの入金が一部顧客で遅れていること

 

東京、大阪、京都はかなりインバウンドが戻ってきている。新宿、渋谷、銀座、表参道など繁華な街に行くと、現に外国人が多い。

先日、出張で大阪と京都に行ったが、やはりインバウンドが多く、新幹線の駅も外国人のグループでごったがえしていた。

お客様が増えていることは本当にありがたい。

しかし、手放しで喜べない面もあり、コロナ禍で清掃スタッフを削減した影響で、急激な予約増加に対応できないという事態が発生している。

そしてじわじわこの問題が表面化&拡大してきている。

外注先の清掃会社は人を増やし業務量の増加に対応しているが、スタッフ教育が不十分で、清掃のクオリティにばらつきがあり、ひどい場合は「清掃してないのに完了」と報告する奴がいたりで、それがすべて客室へのクレームとしてあがってきている。

清掃のクレームをレビューに書き込まれると、明らかに商品価値が下がってしまう。

チェックイン前に部屋を見て予約をキャンセルされたこともあり、オーナーとして黙っていられない状況となっている。

清掃会社と話し合って改善がないようなら、変えなければならない。変えても同じ問題が起きそうで悩ましい。

こうなったら自分で清掃会社を作ろうかと真剣に考えている。

あ、ブッキングの入金問題も(自分は振り込まれていたが)、まずい。