最近、収益不動産の利回りが低すぎて融資を受けて買うには厳しい状況が続いている。買っている人は、どんな状況でも買っているので、これは一種の言い訳といえば言い訳。
ふつうの収益物件(マンションやアパート)以外の投資対象として、ストレージ(コンテナ)、コインランドリー、コインパーキングなどがある。
どれも立地が超重要で先行者利益ありの投資。今から参入するのはどうか迷う。
そんな心境でウロウロしていた時に出会ったのが、「一生お金に困らない山投資の始め方」。
2022年の発売当初、投資ジャンルで結構話題になった本なので、ご存じの方も多いと思う。
二束三文の山を買って、「電柱」と「送電塔」の敷地料をいただくというスキーム。
もちろん、どんな山でもいいわけではないし、山ならではのコストやリスクもそれなりにあるので、興味のある方はぜひ本書を読んでほしい。
山じゃなくてもいいのだけれど、視点を変えて収益性に気付けるかどうかが大事。
そして、著者・永野彰一さんの行動力が素晴らしい。
山投資だけでなく、不動産投資では本当に行動力と決断力が必要なので、そのことを改めて実感した。